コンサートスタッフはどんなお仕事?

コンサートスタッフとは、アーティストの方のライブやコンサートなどの運営をするうえでとても重要な役割を担っています。具体的にはステージの設営から警備、案内、グッズ販売まで幅広くあります。コンサートは基本的に常に開催されているものではないので特定の期間のみに毎回別のコンサートに派遣されるのがほとんどです。派遣なので、個々が短期間でいろいろな会場ではたらくことが出来るので毎回新鮮な経験が出来ます。しかし、同時に毎回新しいことをたくさん覚えなければいけないので大変な面もあるようです。

コンサートスタッフは、音楽が好きな人にとっては運営の仕事を通して音楽の仕事にかかわることが出来たり、仕事の最中に音楽を聴くことが出来たりしそうで楽しそうだ、と憧れる人も多いと思いますが、大変なところもいくつかあります。
設営の仕事は重い機材などを運ぶことが多い力仕事なので基本的には男性が担当になっていることがほとんどです。コンサートスタッフの仕事では設営のみではなく、設営終了後にお客様の接客などの案内業務もしなければいけないこともあり、その場合は朝から夜まで一日中拘束されてしまうこともあり、拘束時間が長いということも大変なことの一つです。力仕事ですごく体力を消耗する大変な仕事なので給料も少し高めになっています。
グッズ販売の仕事は設営とは異なり、力仕事はほとんどなく、お客様にそのコンサート限定のグッズを販売する仕事です。限定で販売されているものなのでたくさんのお客さんが来るので素早く大量の商品を捌かなければいけないのでとても集中力が必要になります。グッズの販売は会場の外で行われることが多いので、夏は暑く、冬は寒いという過酷な状況であるという点も大変なところです。

コンサートスタッフの仕事は継続して同じところに勤務できることはほとんどありませんが、数日間の短期間、自分の予定に合わせて勤務することが出来ます。勤務の日数は少なくても拘束時間が長い分、お金を稼ぎやすいようです。音楽好きな人にとって仕事内容は大変ですが、運営に携われたり、普段は見ることが出来ないコンサートの裏側を見れたり、有名人にも会えたり、とても楽しい仕事なのではないでしょうか。アーティストの方に最高のパフォーマンスをしてもらえるようには欠かせない役割を担っているとても責任感のある重要な仕事です。