せっかく派遣会社に登録したのに、なかなか仕事の話が来ず、働きたくても働けないなんて歯がゆい思いをしたことはありませんか? タイミングなどの運要素が大きいのも事実です。しかし、派遣会社には必ず仕事を紹介してもらいやすい人と、なかなか紹介してもらえない人がいます。では、どうすれば仕事を紹介されやすい人になれるのでしょうか? 今回は、そのためにやるべきことについて説明していきたいと思います。
もっとも大切なのは「人間性」
仕事を紹介してもらいやすい人の特徴として、まず挙げられるのが、1人の人間として魅力的だということです。誰とでも仲良くできるコミュニケーション能力、常にポジティブであること、社会人としての一般常識やマナーを心得ていること、そういった人として大切な部分が重視されます。派遣会社としても、マナーの悪い人や暗い人は、胸を張って送り出せませんよね。まずは、派遣会社に「この人だったら、自信を持って派遣先に紹介できるぞ」と思ってもらえるような人間を目指して頑張りましょう。
専門性が高いスキルを取得しよう!
当然のことですが、派遣社員は即戦力としての活躍が求められます。そのため、専門性の高いスキルを持っているということは、かなりのアピールポイントになります。簿記2級のスキルを持っている人なら、経理事務の仕事が次々と舞い込んで来るでしょうし、TOEICが700点以上の人ならば、英文事務の仕事に就くことができると思います。仕事が来ないという人は、その間に研修や講習会などを活用して、自分だけの武器を身につけましょう。
即日勤務は可能?
その他に重要なのが、即日勤務が可能な状態を作っておくということです。即日勤務とは、企業の希望日から働くことができるということ。簡単に言うと、派遣会社に登録する時点で、明日からすぐに働ける状況を作っておくということです。例えば、AさんとBさんがいて、Aさんは即日勤務が可能、Bさんは1ヶ月後からしか働けないとしたら、よっぽどのことがない限り、すぐに働けるAさんを派遣しますよね。そういった理由で、即日勤務できるように準備することが大切なのです。そうは言っても、人によって様々な事情があるでしょう。ですが、即日とは言わないまでも、せめて1〜2週間後からは働けるという状況を作っておくと、派遣会社としても仕事を紹介しやすいのが現状です。