コールセンターで派遣のお仕事

コールセンターと聞いてイメージする仕事はおそらく誰もが電話の対応という内容だと思います。しかし、一口に電話対応と言ってもその種類は様々でその業務の内容も少しずつ異なってきます。まず、大きく二つに分けると、インバウンドのものとアウトバウンドのものに分けられます。
インバウンドの業務内容は真っ先にイメージに上がるお客様相談室のようなお客様からの問い合わせ等に対応する電話対応やカスタマーサポート、また、メーカーの商品やサービスに関する専門的な問い合わせを主に担当するテクニカルサポートがあります。インバウンドとは「入ってくる」という意味を持つ通り、その業務内容はお客様から電話がかかってくることが基本なので、その企業を代表してお客様に対応する必要がある仕事です。
アウトバウンドの業務内容はインバウンドとは対照的に、「外に向けて」行われる業務のことで自ら電話をかけて行われる営業活動や、市場調査などのマーケティング調査などです。これらの仕事では営業活動で契約を取り付けることによって基本給とは別にインセンティブが入ることもあるようです。

コールセンターの業務はお客様と顔を合わせずに電話のみでコミュニケーションをとるので、相手の意図をくみ取り、わかりやすく説明できるために高いコミュニケーション力が必要となります。言葉遣いや抑揚、語気など細かいところまで気を配り、お客様の問い合わせには臨機応変に対応することが必要です。マニュアル頼りの対応になってしまわぬよう、相手の声に耳を傾け、一人一人のお客様に丁寧に対応することも求められるため、人と話すことが好きな人やコミュニケーション能力に自信があるという方にはおススメです。

コールセンター業務についてはアルバイト、派遣社員、正社員・契約社員と様々な雇用形態が存在します。この中で最も給与が高い傾向にあるのは派遣社員です。正社員や契約社員は雇用が長期間続きやすいというメリットがありますが、同じように働くと派遣社員のほうが時給は高いというケースがほとんどのようです。何十年もコールセンターで勤務したいというわけでなければ派遣社員として勤務する方が給与の面ではお得かもしれませんまた、アルバイトについては主にシフト制になっていることが多く、給与は若干少なくなるようですが、自分の都合のいい時間に合わせて仕事をしたり、空いた時間を活用して働きたいという人にはぴったりの雇用形態です。