派遣先が決まって初出勤をする日は、どんな人でも緊張はするものなのです。初日の実務に入る前に気をつけておくべきこととして、どのようなものが挙げられるのでしょうか。

時間には余裕を持って行動

ただでさえ緊張する派遣初日、あわてて出勤していきなり挨拶と業務スタートということになったら緊張をほぐす暇もありません。また、時間ギリギリで行動していることが派遣先に伝わればもちろん良い印象も与えれないはずです。ですので、新しい仕事についてたくさんのことを学ぶ大切な日になりますから、前日は睡眠をよく取って落ち着いて出勤できることが大事になります。

派遣初日は第一印象が決まる日でもある

まず考えたいのは服装であり、そもそも初日はどういった服装が好ましいか気になるところでもあります。たとえば、スーツで来た人の方が真面目で誠実な印象を持たれるかもしれませんが、逆に固すぎる印象を与える可能性もあります。そしてラフな服装で来た人はフランクで親しみやすい印象を持たれるかもしれませんが、あまりに奇抜だとこの人は大丈夫かなと不安に思われる可能性もあります。どちらが良いとか悪いということはなく、大事なのは会社の雰囲気やカルチャーと合っているかどうかということなのです。派遣会社の担当者は会社の雰囲気やカルチャーについてもよく知っているはずですし、直接派遣先の会社の人と話すこともできるので、ストレートに初日はどのような服装で行った方がいいのかを聞いてもらうといいでしょう。

正しい挨拶をすることが大事

服装の次に第一印象に影響を与えるのが挨拶というものになります。初日には派遣先への紹介がありますが、その前に会社の人にあったら当然会釈をするでしょう。正しい会釈とは、「上体を腰から前に15度程度傾ける」というものです。そして、まだ紹介されていない場合でも「おはようございます」と元気よく挨拶し、正しい会釈をすることで感じのいい人だという印象を与えます。元気のよい挨拶に加えて、明るい笑顔も忘れないことで好感度アップにつながるかもしれません。

昼食時のコミュニケーションも大事

派遣先で働く人たちとのコミュニケーションというのもとても大事になってきます。コミュニケーションを取る最大のタイミングは「昼食時」になります。もし昼食時の様子がよくわからなければ、当日同じ職場の人から昼食に誘われた、あるいは自分だけで昼食をとらなければならなくなった、というどちらでも対応できるようにしておけば当日にあわてなくて済むはずです。